今回は、「推薦枠の把握の仕方」や「推薦される条件」について記載してみたいと思います。
1 推薦枠は毎年決まった時期に高校側から公表される
指定校推薦枠は、各高校により例年生徒に公表する時期(概ね6月~8月)が決まっており、その時期になるまでは正確には分かりません。
インターネットで検索しても、過去の実績を掲載している高校があっても、当年度の情報は掲載していないと思います。
また、大学側からA高校に1枠、B高校に2枠といった形でインターネットに公表するわけでもありません。
2 とはいえ、どうやって概ねの枠を把握するの?
とはいえ、通っている高校にどのレベルのどういった大学の指定校推薦枠があるのか気になるところかと思います。
概ねの大学・学部の枠は友達や先輩からも情報がはいると思いますし、三者面談の際に親から先生にそれとなく尋ねるのもよいと思います。
情報収集は大切です。(ひっそりとね!)
ちなみに、指定校推薦の枠の数は高校にもよります。
早慶上智がある高校もあれば、March・関関同立以下の大学しかない高校もあります。
枠は概ね例年変わりませんが、昨年度まであった大学がなくなったり、また、別の大学が加わっていることもあります。
3 推薦条件はどうやって把握すればいいの?
選考されるために必要な「評定平均点」や「英検等の資格」は高校側に確認することになります。
大学側でインターネット等でオープンにしているといったケースは少ないと思います。
たとえ、条件をホームページ等に掲載していても
「指定校推薦入学者選抜要項閲覧用のパスワードは、学部・学科ごとに本学が指定した高等学校のみに通知しています。」という記載があり、選抜要綱のPDFを掲載していても、パスワードが分らないので、実質的には高校に問い合わせしない限り分らないという状況かと思います。
一般的にはどんな推薦条件かというと、Marchレベルで求めらる評定平均(評定とはいわゆる5~1段階の通信簿)は4.0程度であり、この4.0という評定平均は推薦を当初からある程度狙っているお子さんであれば余裕でクリアーできる条件かと思います。
英検に関しては準2級、2級を条件としている大学がありますで、2級までを着実に高校の2年生が終わるまでに取得しておくと良いかと思います。
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