子育て・進学(指定校推薦)

指定校推薦の金銭的なメリットについて

指定校推薦の金銭的なメリットについて

指定校推薦をいただいて大学にいけることの「金銭的」メリットを整理していきたいと思います。

1つ目 高校時代に塾に行く必要がありません。

一般入試を受験するわけではないので、は「定期テスト」「英検」を中心に勉強することになります。

英検は準2級と2級の勉強をするにしても、「テキスト代」だけになるので、それぞれ1万円あれば十分足りるといったところです。

ということで、塾代は0円になります。

そもそも「旧帝」とか「早慶上智レベル」をねらわないのであれば、指定校推薦に関わらず塾に行く必要はないのかもしれません。

YouTubeの受験関連のチャンネルをみると、各科目について標準的なレベルを日東駒専に設定し、その大学に受かるための参考書をどの順番でやっていけばよいのか、分かりやすく解説してくれています。

(今の受験生はある意味で恵まれているのかもしれませんね。YouTubeで紹介してくれている参考書をやっていけば日東駒専・産近甲龍の合格は固いと思いました。まあ、毎日デスクに向かうのが大変なんですけどね・・・。)

話がそれましたが、塾代といっても様々なランクがあるので何とも言えませんが、ネットで調べると月に2万~3万 季節の夏期講習や冬季講習を含めると高2で40万くらいといったところでしょうか。   高3で60万くらいかかるようですね。

ん~~。 塾代って結構しますね。
塾代3年間で、100万は差が発生する感じでしょうか。 

2つ目 受験費用が少なくてすむ

指定校推薦は「専願」です。学校から内定をいただき、希望の大学を受験するとなれば合格後は必ずその大学に進学しなければなりません。
ですので、必然的に他の大学や学部を受験することはありません。そのため、受験費用は「受験当日の往復旅費」と「受験料」だけです。

一方、普通に受験する場合の受験料は次のようになっています。
 ■ 共通テスト → 3科目以上なら18,000円
 ■ 国公立大学 → 2次試験が17,000円
 ■ 私立大学  → 30,000円~35,000円

なんだかんだで受験料だけで10万~20万くらいは必要でしょうか。
複数の大学や学部を受験する場合、さらに、交通費やホテル代でも10~20万円はかかると思います。

たとえば、私立大学狙いで、関関同立とMarchを地方から受験しに出かけ、親1名と子どもの2名で移動して宿泊した場合は、10万から20万円の費用が必要になってきます。

まとめると受験料と旅費交通費でも30万円程度の支出が抑えられるということですね。

3つ目 浪人費用の軽減

浪人することはありませんので、浪人時の予備校代、受験料、旅費交通費代はかからないことになります。

浪人すると基本的に後がなくなりどうしても予備校代が増えたり、受験する大学数もふえるため現役時より高額な勉強に関する費用が発生しますがこれも不要となります。

浪人するしないで、50万~100万円くらいは差がでるのでしょうか。

4つ目 物件が選べれる

地方から大学に進学する場合、不動産を賃貸することになりますが、指定校推薦であれば、11月~12月には合否が判定しています。

また、基本的に願書を出し忘れたり、当日何らかの理由で受験会場に行けないといった不測の事態がない限りは合格しますので、言ってしまえば高校から内定をいただければ合格と同じですので、その段階から物件選びができるということです。

具体的に金額化することは難しいかもしれませんが、条件がよく人気の物件はどうしても早く無くなるので、優れた物件に巡り合える可能性が高いというのはメリットかと思います。4年間住みますからね!
案外、この早めに物件を物色できるというのは大きいのではないでしょうか!
物件選びに失敗して、2回生や3回生の時に引っ越しするはめになると、敷金・礼金・引越費用なんかでこれまた20万30万すぐに飛んで行っちゃいますもんね・・・。

以上で、指定校推薦における金銭的にメリットを記載しました。

浮いた費用は、下のお子さんがいらっしゃれば下の子の大学準備にも使えますし、本人の資格取得や海外旅行なんかの費用使ってもよいと思います。

以上です。本日も記事を読んでいただきありがとうございました。
参考となれば幸いです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

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