本日は、資産形成における「口座管理」について記載したいと思います。
「将来のために貯めること」と「今のために使うこと」の使い訳の話しにもつながるかもしれません。
なんだか資産形成する時に「毎月のお金の流れがごちゃごちゃするな」という方がいらっしゃいましたら参考としていただければと思います。
(ここでは資産管理アプリについては、一切触れておりません!! すいません!)
我が家の口座は次の「5つの口座」から構成されています。
① 絶対に手をつけない口座パート1 老後資金のための口座
② 絶対に手をつけない口座パート2 大学進学のための口座
③ 10年スパンで貯める口座 家の修繕・車購入のための口座
④ 突然の出費などに対応するための口座
⑤ 毎月の生活費管理に使う口座
1つ目 絶対に手をつけない口座パート1 老後資金のための口座
これは基本的に「証券口座」になります。投資信託やETFを購入している口座ですね。
この口座は基本的に絶対に手をつけません。
手をつけないというのは、旅行に行くから投資信託を20万円売るとか、服を買うから5万円投資信託を売るとか、そういったことはしないということです。
ですので、増えることはあっても減ることはない口座ということです。もちろん株価や為替の関係で評価額が減ることはありますが、使って減るということはないということです。
例えば70歳まで仕事をするのであれば、その時までに手を付けない口座です。
ですので、毎月に1万円でも2万円でも貯めることができれば、その分増えるという口座です。この口座が最終的に老後の生活を助けてくれる(豊にしてくれる)ということになります。
もし参考にしていただけるのであれば、毎月1000円でもいいので、「それぞれの世帯の状況」にあわせてどんどん資金投入する口座となります。
仮に40代の同じ子育て世代であっても、子どもが大学生の場合、仕送りなどでほとんど貯蓄や投資に回せる金額はないでしょうし、まだお子さんが小学校低額年など小さい世帯の場合はもう少しこの口座に入金する額は大きいはずです。いずれにしてもそれぞれのご家庭の入金力にあわせて、資金を投入し、とにかく手を付けない! がポイントです。
2つ目 絶対に手をつけない口座パート2 大学進学のための口座
毎月の「子ども手当」と「お年玉のあまり」をひたすらどんどん貯める口座です。
(といいながら、子どもが小学生の間は「子ども手当」を習い事の費用につかってしまっていました。)
例えば私立文系の大学だと学費だけで1年120万程度必要で、4年間で480万円ほど必要になります。
子ども手当をひたすら高校卒業まで貯めれば200万円程度にはなりますから、プラス1万円を毎月お子さんのために貯めておけば400万円程度にはなるので、なんとかなるというところでしょうか。
もし子ども手当以外に毎月2万円ためることができれば、600万円になり、かなり余裕も出てくるはずです。
別に、貯金だけでなく「ジュニアニーサ」なんかを活用するのも良いと思います。
いずれにしても子どもが大学や専門学校に進学するまでこちらの口座には手をつけません。
高校に入る際も、制服や自転車などの購入費用が発生しますが、ボーナスや親戚などのお祝い金を活用して乗り切れられると良いですね。
3つ目 10年スパンで貯める口座 家の修繕・車購入のための口座
我が家はこの口座に毎月3万、ボーナス時に6万貯蓄しています。これは証券口座ではなくて、単純な貯金です。
じゃあ何に使うかというと、外壁の塗装などの「家の修繕費用」と「車の購入費用」です。
5年で250万円、10年で500万円貯まる計算になりますので、10年で外壁を塗りなおす場合250万円使えますし、10年で車を乗り換える場合250万円車購入に使えることになります。
我が家は子どもは一人ですし、高校生なので大きな車は必要ありません。乗り換えるとしても現在の車を10万~20万で下取りしてもらい、その金額と250万円でトヨタのカローラスポーツ、ヤリス ホンダのヴェゼル、フリード、フィット、マツダのcx3といった小さめの車に乗り換えることになると思います。 (2年落ちの中古狙い??)
もし、もっと高級な車に乗る場合は、次の買い替えのための毎月の貯蓄額が3万でなく5万円になるのかもしれませんし、家が賃貸であれば、その金額を投資に回したりすることができるということになります。
いずれにしても毎月貯めておいて、貯まってから家を修繕したり、車を購入するのがポイントとなります。 ここでローンや残クレで車なんかも購入してしまうと老後準備ができなかったり、子どもの大学進学費用が貯まっていないということになってしまします。
4つ目 突然の出費などに対応するための口座
100万~200万円くらいでしょうか。ボーナスで余ったお金を投入し概ね同額(100万~200万円)を常にキープする形です。
例えば、子ども塾や部活の遠征などで5万~10万円といった特別な出費が発生した場合、とりあえずこちらの口座から支出しておき、ボーナス時に返したり、毎月の積立(1つ目の口座に投入する金額)を1万円減らしてこの口座に移すといった形です。
ご家庭の事情にもよると思いますが、1~3つ目までの口座の貯蓄がきちんとできている中で、4つ目の口座で支出をコントロールすれば、大きな問題にはならないといったところでしょうか。
5つ目 毎月の生活費管理に使う口座
5つ目は1か月の生活費を管理するする口座です。
夫くんの給料の振込口座でもあり、電気代や水道代なんかの引き落としの口座です。
基本、給料日前には0円に近い形となります。
まとめ
この5つの口座があれば、少しずつですが「老後資金」が貯まることにり、且つ、車や家の修繕費用も「別枠」になっているので、安心して残りのお金を使えるということです。
そういった意味で、記事のはじめに記載した「今のために使うこと」につながるのだとおもいます。
もちろん、子どもが一人暮らしをするような場合で仕送り費用が大変な場合は、1番目の口座(老後資金をためる口座)への入金力はかなり小さくなるというところです。それでもその口座から何かを支出するということはありませんので、わずからでも貯まっていくいくというところです。
入金力がない時期でも「減らない」というのがポイントでしょうか!
使える額を明確にする。そして、将来のために貯めるだけでなく、今を大切にする。これに向かって頑張りたいものです・・・。
本日も最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
