今回は、指定校推薦のスケジュール感について記載したいと思います。
指定校推薦のスケジュールの外観について
次のスケジュールは、高校3年生のスケジュールです。各高校により多少前後しますので、お子さんが通っている高校ごとに詳細は確認してみてください。
8月中旬
→ どの大学のどの学部に推薦枠があるのか発表される
9月初旬
→ どの学校を希望するか高校に書類を提出する
(あわせて志望理由書を400字~800字程度で書かされる高校も)
9月中旬
→ 高校内での選考結果が発表される
(ここで問題なく選考されれば内定となる)
11月上旬
→ 大学への願書の提出
11月下旬
→ 大学での受験(面接がメイン・小論文はあったりなかったり)
12月中旬
→ 合格発表(通常、指定校推薦で不合格はない)
1 指定校推薦の枠の発表時期
通っている高校にどの大学のどの学部に推薦枠があるのか、公表されるのが8月になります。早い所では6月ごろの高校もあるようです。
指定校推薦を希望する生徒に個別に公表する学校もあれば、全体に公表する高校もあるようです。
概ね過去の実績は友達や先輩からの情報で把握できると思いますので、予定している大学の枠をしっかり確認しましょう。
この時に今後のスケジュール表なども配布や説明があると思います。
2 志願書の提出時期について
指定校推薦の「枠」の公表から2週間程度の間を経て、志願書(志望理由書)の提出期限があります。
この時期が一番大事な時期でしょうか!
ライバルとなる生徒の動向を見定めたうえで、志望する大学と学部を学校に提出することとなります。
自分より評定が高く、部活をやっている生徒がいる場合、特にそういった生徒の動向を把握することが重要となります。
(詮索しすぎると嫌われますが・・・。)
志願書の提出時に、志望理由を400字~800字程度で求める学校もあると聞いています。
わが子の高校の場合、指定校推薦を希望する生徒が集められ、400字の志望理由の作文(小論文)をもとめられています。 ですので小論文の事前の準備が必要となります。
3 校内選考・結果発表
志願書(&志望理由書)を出し終えたら基本的にやることはありません。
選考結果を待つのみです。 ドキドキしながら結果発表を待ちましょう。
結果発表は、9月の中旬頃となります。 個別に先生に呼び出されて結果が子ども達に告げられます。
基本的にやることがないと書きましたが、選考で漏れた場合には、余っている推薦枠に志願するかどうかの判断があります。 残っている枠がある程度予測出来ている場合は、もし今回内定をいただけなかった場合に、次にどの大学に志願するのか、考えておく必要があります。
4 大学への願書の出願
11月初旬に大学への願書を提出します。
こういった正式な書類に記入していく作業に子どもたちはなれていないと思うので、隣に張り付いて丁寧な字で記入させて、記入漏れがないか親も確認するようにしましょう。
願書を出し忘れると地獄になるので、受付期間の早い段階で送付するようにしましょう。
5 大学への受験について
11月下旬ごろに大学へ受験しに行きます。基本的に受ければ合格しますので気楽に受けるのが良いかと思います。
当日病気で受けられないといったことがない様に、2週間前くらいからマスクを装着したり、コロナ・インフルエンザ対策はしっかりした方がよいと思います。
大学がご自宅の近隣にある場合以外は、大学近くのホテルに前泊して余裕をもって行動できるようにしましょう。お子さんは、公共交通機関の利用や外食に慣れていないと思うので、母親・父親いずれかが同行するようにしましょう。
受験内容は面接と論文(論文はない大学もある)ですので、ハキハキと答えたり、丁寧な字で書くことくらいを再認識して面接等に臨めばよいと思います。
6 合格発表
12月中旬には合格発表があります。
晴れて合格となった場合は、これで受験は終わりということなります。
お父さん・お母さん方お疲れさまでした!!
以上が、ざっくりとしたスケジュール感となります。 各高校・大学によって若干スケジュール感は異なりますが、要は高校3年の1学期までの成績 と ライバルの生徒さんの動向が全てですのでそのあたりを意識していただければと思います。
最後まで記事を読んでいただいてありがとうございます。
本日はありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
