指定校推薦の場合、校内で内定がもらえると、余程のことがないかぎり大学側から合格をいただけます。
そのため、一般入試組よりも早い段階で一人暮らしをする物件を決めることができます。
貸す側の大家さんにとっては、借り手が「指定校推薦組」「一般入試組」かなんてどうでもよいことですので、貸す側としては、秋口からどんどん次年度4月以降の入居者を確定したいと思惑もあるということなります。
今回は、指定校推薦組における一人暮らし賃貸物件の検討時期などについて記述してみたいと思います。
1 物件を決めに行く時期について
2 何回物件の見学に行くのか?
3 物件は何件ぐらい見学できるか?
4 物件の見学にあたっての事前の準備について
5 限られた予算で何を優先するのか?
6 最終的に 親? 子? どちらが判断する??
7 食事つき物件ってどうなの?
8 物件探しは大学の生協がおすすめ
9 いろいろ悩むが「住めば都!」と割り切る
1 物件を決めに行く時期について
早い方では、内定直後(9月)から物件を具体的に探すかたもいらっしゃいます。
推薦をいただいた大学について、「スポーツ推薦」や「総合選抜型」の受験時期や合格発表時期などを勘案して、具体的に物件を見学に行く時期を決めればよいと思います。
ただ、親だけで探すのか、子どもも参加させるのか、というのは慎重な判断が必要かと思います。まだ、正式に合格もしていない段階でこうった一人暮らしの話を子どもにするとちょっと浮かれてしまうというリスクはあります。
2 何回物件の見学に行くのか?
基本的には1回ではないでしょうか?
まあ、お住まいの地域から進学する大学の位置関係にもよると思います。
ある程度近い場合(例:静岡の方が東京に進学する)は、2回以上もあると思いますが、九州や四国や北海道から関東や関西に進学する場合は、なかなか複数回見学に行くのは難しいと思います。
距離がある方は、実質1発勝負と思っておいても良いと思います。
3 物件は何件ぐらい見学できるか?
私の経験では3件です。
「リストから3つ選んでください。」と不動産関係者から言われて、その3つを見学し、基本見学した3つから決めるというのが多いのかなというイメージです。
ですので、そこでの3つのチョイスが非常に大切となります。
不動産屋さんも意地悪で3つと言っているのではなく、時間的な制約と体力的な制約があります。
加えて、たくさん見ても迷うだけという側面もあります。
ですので、案外「3件」というのは合理的な数値なのではないかと思ったりしています。
4 物件の見学にあたっての事前の準備について
① → どのエリアに住むのか
進学する大学の生徒さんがどのエリアに住む方が多いのか、把握しておく必要があると思います。
「大学のキャンパス周辺に住んでいる方が多いのか」「キャンパス周辺は田舎なので、少し離れた市街地に住んでいる方が多いのか」というのを調べておく必要があると思います。
また、「近くに住んで自転車で通学するのか」「最寄駅まで公共交通機関を使いその後徒歩で通学すのか」といったこともエリアの選定にあたっては少し想像しておく必要があると思います。
② → 賃料の相場感の把握
「①」述べたで「エリアをおおむね絞しぼる」ことと同時に「家賃の相場感を把握する」必要があります。
気に入ったエリアであっても予算に合わない場合は、別のエリアを検討する必要があります。
③ → 町の雰囲気 や 配置や距離感のイメージング
行ったことのない都市や地域に進学するのであれば、具体的に物件を見学しなくても、町を訪問して町の雰囲気を感じてみるのは大切かと思います。
何となく「陽」な雰囲気とか、「陰」な雰囲気とか、「落ち着いた街並み」とか、「ごちゃごちゃしている」とか、そういったものは皆さん感じる部分はあると思いますし、好みも分かれるところかと思います。
「徒歩10分」とあっても。平地なのか坂なのかによっても判断が変わってきます。
5 限られた予算で何を優先するのか?
最近は、奨学金で進学される方も多いと思います。限られた予算の中で物件を決定する必要があります。
安い物件でも我慢できるのであれば、その分、食費や書籍や趣味やファッションなどに回すことができます。
とはいえ「譲れない部分」もあると思います。
具体的には次の点でどこまで妥協できるのか、したくないのか、を考えておくとよいでしょう。
「部屋の広さ」「ユニットバスか否か」「建物の構造」「階数」「建物の新旧」「方位」「セキュリティー」「駅からの距離」「駅の規模」「都市の規模」
といったところでしょうか。
例えばですが、言ってしまえば、次のような物件は安くて済みます。
- 部屋が狭い 6畳未満
- ユニットバス
- 駅から遠い(公共交通機関の駅から遠い)
- 最寄駅は急行はとまらない
- 建物が古い
- オートロックなどがない、1階である。
全て我慢できる方がいらっしゃれば家賃だけで2,3万は浮くということになります。
もし、家賃を含む生活費が12万だった時に、2,3万円の差は大きいところです。
ユニットバスでも良いと判断するだけで、1万円は家賃が変わる可能性もあります。
1万円って、500円の学食が20回食べられますから・・・。
希望をあげるとキリがありませんので、上記のような考え方も1つ参考としていただければと思います。
6 最終的に 親? 子? どちらが判断する??
最終的には「親」が決めれば良いと思います。
特に一人暮らしや転勤の経験をされたことがある親御さんであれば、物件の良し悪しを肌感覚で感じている部分があると思います。
子どもは一人暮らししたことありませんし、物件の検討をしたことはありません。
ですので、ある程度一人暮らしなどの経験がある親御さんであれば、最終的には親が決めた方が合理的なのではないかと思います。
もちろんお子さんの意見を聞いたうえで!!
7 食事つき物件ってどうなの?
割高だなという印象があります。
「管理費」と称して高額な費用が上乗せされています。
親としては「安心」を買うことができますが、私の印象としてはそこまでする必要があるのかというところです。
ただ、ここはあくまで印象であり、実際に子どもをそういった物件に住まわせたことがないので、良い面も多々あるのだと思います。
ですので、これに関する記述はこれくらいにしたいと思います。
8 物件探しは大学の生協がおすすめ
大学の生協だと大学が運営しているので、「安心感」があります。
大学生専用の物件もあります。
また、進学する生徒さんの実態も十分理解しているので情報が正確です。
わが家も生協で物件を決めましたが、通常発生する「仲介手数料が不要」でした。
家賃1か月分が浮いたということになります。(教科書代くらいにはなります!!)
見学に連れて行ってくれた事務員さん(大学の職員でなく、提携している不動産屋の事務員さんなのかもしれない)は商売っ気がないので、安心感がありました。
土日でもやっているところもありますので、事前に電話連絡して活用されるのが良いかと思います。
9 いろいろ悩むが「住めば都!」と割り切る
一度賃貸すると最低でも2年は賃貸することになりますし、いろいろと不満があっても借り換えをするにしても「敷金」や「礼金」や「引っ越し費用」が負担となって、実際にはなかなか物件を変えることは難しいと思います。
また、少しでも良い物件に巡り合いたいとう思いもあるでしょうし、損したくないという思いもあるとおもいます。
しかしながら、限られた予算でパーフェクトな物件に住めるわけもありません。
また、「住めば都」という言葉もあります。
さらにいうと、どんなに良い物件でも上下両隣に迷惑な隣人が住んでいる可能性もあります。
あまり期待せずに、「まあ、こんなものかな」という感じでそれなりに工夫して生活し、慣れれば良いのではないでしょうか。 (お子さんが・・・。)
以上です。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
