タイトル → 「きみの友だち」
作者 → 「重松 清」
出版社 → 新潮文庫
刊行 → 平成20年
わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる――。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない……。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。(新潮社HPより)
子どもが高校生になった時に、書店で購入したものです。
先日、ふと手に取って読んでみると、青春時代を思い出す(「こんな劣等感を私も同級生に抱いていたな~」と・・・。)一冊です!!
私が感じた作品のポイント。
◆ 小学校中学年~高校生までの心理描写が懐かしい。
特に登場人物達の「劣等感」の描写 や 思春期ゆえの「素直になれない」描写が今は懐かしい。
◆ 女の子・男の子・イケている子・イケてない子 様々な子どもの立場から小説が描かれているのがおもしろい。
◆ 大人になった恵美ちゃんと中学世代の男の子とのやりとりがなんともいえない。
私たち自身、小学校の高学年~高校生に成長するにあたり、体・考え方・環境・友人関係などいろんなものが変化していったとおもいます。
みなさんそういったものに対応できた時とできなかった時、受け入れられた時とそうでなかった時、いろいろな状況があったと思います。
部活や勉強や友人関係などいろんな悩みや喜びもあり、劣等感を感じた経験や友人を傷つけてしまった経験もあったと思います。
そんなほろ苦い思いを、思い返させてくれる一冊かと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
