資産形成 初期に必ず読みたい本である。
資産形成を考えるにあたって、読むと非常に役に立つ本がいくつかあります。
その中の一つが「バビロンの大富豪」です。
漫画で書かれたものもあり、非常に読みやすいです。
収入の10パーセントを資産形成にまわせ!
こちらの本の中には7つの教えがかかれているのですが、その中で私が一番大切だと思う教えが「収入の10パーセントを資産形成にまわせ!」というものです。
例えば、手取りが20万円の方がいらっしゃれば、2万円は必ず資産形成に回すということです。
もし大学でバイト代が5万円入ったら、5万円は貯金するというったところです。
貯まったお金は使わず、お金に働いてもらう
収入の10分の1を必ず残していく中で、そのお金は絶対に手をつけないというのがポイントかと思います。
そうすることで、貯めるお金は少なくても、減るということはありません。
また、株や投資信託を購入することで、その「貯めたお金がお金を生む」という好循環にはいっていくということです。
10年位継続して、例えば1000万円資産形成したとして、それが株などであり年利3パーセントの配当をもらえるとすると、年間30万円のお小遣いが発生するということになります。
この場合も30万円の10パーセントである3万円は資産形成に回すということで、これまたどんどん資産が膨らんでいくということになります。
少ない予算で生活する癖がつく
若いうちは収入が少ないですから、その中から10パーセントを資産形成に回すと本当に少ない金額で生活をすることになります。
ただ、そうすることで少ない予算で生活する工夫をするようになりますし、お金がないならないでそれなりに生活するようになります。
そういった意味でも、若いうちから収入の10パーセントは資産形成に回すという癖をつけておくことはとても大事だと思います。
学生でも誰でも実践できる
収入の10パーセントを貯金するのは誰でも出来る行為です。
お小遣いを5000円もらっている学生さんがいれば、毎月お小遣いをもらった瞬間に500円貯金し、そもそもお小遣いは4500円だったとして生活するだけです。
大学生がアルバイトで5万円バイト代が入った場合もそもそも4万5000円しかバイト代がなかったと思えば良いということです。
仮に5000円ずつ資産形成に回したとすると大学4年間で24万勝手に貯まっているということです。
これが毎月1万円ずつ資産形成に回したとすると大学四年間で48万円勝手に貯まっているということになります。
結果として、収入の10分の1以上を毎月資産形成にまわせるようになるということです。
社会人は「身の丈にあった生活」と「チャレンジ」につながる。
社会人の場合は、この10パーセント資産形成が生活の前提にあると、「身の丈にあった生活」をすると思います。
「服」「車」「外食」「旅行」などについて、限られた予算の中で、しっかり優先順位を付けられるようになると思います。
もしも10パーセント資産形成をしなければ、身の丈に合わない支出もおおくなってくると思います。
また、先に10パーセントは資産形成にまわしているので、残ったお金はある種自由に使って良いということで、もっと資産形成したい方は資産形成に回せばよいですし、旅行に行きたい人は旅行に行けばよいと思います。
さらに、資産があるという安心感があるため、転職や資格試験のチャレンジなんかもし易いと思います。
単に資産形成が出来るということだけでなく、お金を使える範囲が明確になったり、チャレンジができるという副次的な効果も大きい所です。
とにかくこちらの書籍は、誰でも実践しやすく、年齢も選びませんので、ぜひ参考にしていただければと思います。
たちまち収入の10パーセントが難しければ5パーセントでも3パーセントでも構いません。とにかく、資産形成に回し、それを使わないのが最大のポイントです!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
