指定校推薦を狙うにあたっての大きなポイントは「評定平均」と「英検」ですが、英検を勉強するメリットについて考えてみたいと思います。
1 選べる大学が増える
2 推薦枠の競争に有利
3 精神的に楽になる(パート①)
4 精神的に楽になる(パート②)
5 大学で留年しずらい (留年する子は英語ができない子が多い)
6 資格試験取得の足掛かり
7 留学するにも使える
1 選べる大学が増える
まずは、指定校推薦で選べる大学が格段に増えるということでしょうか。
英検準2級・2級を条件としている大学は沢山ありますので、被推薦条件として取得していると有利です。仮に評定平均が校内でトップでも英検を取得していなければ選択枝は相当に狭まります。
2 推薦枠の競争に有利
指定校推薦を目指している生徒が皆、英検2級以上を取得しているわけではないので、2級以上を取得しておくとマークしておかなければならないライバルがかなり絞られます。
これが「準2級も受かっていない」「準2級しか受かっていない」といった状況ならば、どんどんプレッシャーがかかりますし、他の生徒さんと競合が発生しそうなら「回避する戦略」に変わっています。
3 精神的に楽になる(パート①)
指定校推薦を狙うお子さんたちは、定期テストは得意でも、総合力を問われる学力テストなどは苦手です。英検もどちらかといえば苦手なジャンルに該当します。
リスニング・短い文章での穴埋め問題・長文での穴埋め問題・ライティング(英文要約問題)・ライティング(英作文)などに対応しなければなりませんので、「英単語」「英熟語」「文法」「長文対策」「過去問」など、幅広く勉強する必要があります。
周りの生徒さんが英検2級に苦戦するなか、2年生で2級まで取得できていると3年生の1学期は精神的にかなり楽になるはずですし、準1級や別の科目の勉強にもつながっていきます。
4 精神的に楽になる(パート②)
1科目でも得意科目があると、自己肯定感につながりますし、 他の科目を勉強しようとするきっかけになるかもしれません。
他の科目も上手く勉強がすすめば指定校推薦にこだわる必要がありません。
指定校推薦を狙う必要がなくなれば、学校で過度に真面目に生活する必要もありませんし、定期テストもほどほどで構いません。 先生の目線なども気にする必要がありません。
大学に入ってからも「指定校推薦で入学したんだ~・・・。」と揶揄されることもありません。
英検が起爆剤となって他の科目の勉強の仕方が分かり、学習能力全体が高まるといったこともあり得ます。
5 大学で留年しずらい (留年する子は英語ができない子が多い)
文系の大学では英語や第2外国語を必須科目(必ず単位を取得しなければならない科目)としている大学も多いです。
その際に英語ができるのであれば単位は取得しやすく、留年するリスクも減ります。
英検を取得せず、指定校で大学に進学したお子さんは単位が採りづらく、どうしても留年のリスクが発生するとこととなってしまいます。
6 資格試験取得の足掛かり
英検は、リスイング・ライティング・リーディングといった複数の能力を求められ、また、熟語、文法、長文と多岐様々な問題が出題されます。
広い範囲を勉強したり、様々な出題形式の問題の対策をするといった経験を積む機会となります。また、3か月や半年コツコツと勉強することも求められます。
これは定期テストでは身に付きません。
将来様々な資格取得を目指すにあたって必要なスキルの習得に繋がります。
また「試験当日へのピークの持って行き方」や「暗記事項の維持」などもマスターしていくことになると思います。
7 留学するにも使える
英語が得意であれ留学や海外赴任にもつながっています。
子供が日本という国に縛られず、「他国で生活できる」という選択肢を持てることは大変重要だと思います。
また、国内で生活するにしても、今後、日本は移民政策もしくは移民政策に近い政策をとっていくことも予想されますので、英語を操る方々と言葉のコミュニケーションが出来るようにしておくことは重要かと思います。
日本がずっと経済的にに強い国であり続けられれば、日本語だけでも良いかもしれませんが、英語の重要性は今以上に高まってくることが予想されます。
少し話がそれましたが、プログラミングや英語のスキルは今後特に重要といえ、その1つをマスタ-しておく重要度は指定校推薦の内定獲得にかからず高いでしょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございまいした。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
