子育て・進学(指定校推薦)

【親編】指定校推薦 内定後はどう過ごす?

指定校推薦 内定後の過ごし方 親編

内定後の過ごし方について、「子ども編」の記事を作成したところですが、今回は、「親編」です。

内定を獲得するまでは、評定など どうしても子ども自身に頑張ってもらうしかない部分がありますし、推薦枠の争いについても強力なライバルの存在は親としてどうすることもできません。

しかし、「内定~合格」までの間のサポートは、親として、しっかりこどもに関われる内容ですので、基本方針としては積極的に関わっていけばよいと思います。
(失敗するとフォローが効きませんから。)

具体的には次の項目について、しっかりとサポートしたあげてください。

1 試験準備関係
 ・願書出願・受験料納付・受験・合格までのスケジュールをしっかり把握する。
 ・高校に提出する資料、大学に提出する願書などをしっかり把握する。
 ・論文対策をしっかりする。

2 受験関係
 ・試験会場日時をしっかり把握しておく。
 ・地方から受験に行く場合は前日入りする。

3 新生活準備関係
 ・一人暮らしの物件を把握する。

4 友達関連のトラブル回避
 ・子ども同士の遊びの誘いなどを管理する。

1 試験準備関係

願書出願・受験・合格までのスケジュールをしっかり把握する。

親子で願書出願・受験・合格までのスケジュールをしっかり把握しましょう!

内定後、高校から今後の「スケジュール表」などのプリントが配られると思います。

今後の予定は、「カレンダー」等に具体的に書き込んで、親子でしっかり確認しましょう。
(夫にもしっかり把握しておいてもらいましょう!)

台所・リビング・子ども部屋といった複数の箇所に貼っておきましょう。

高校に提出する資料、大学に提出する願書などをしっかり把握する。

高校に提出する資料、高校から提供を受ける資料(推薦状など)、大学に提出する願書などの内容をしっかりと把握しておきましょう。

学校側から各種の説明資料が配布されると思いますので、めんどくさがらずにしっかり目を通し、特にポイントとなる部分は、蛍光ペンでマーキングするなど目立つようにしておきましょう。

論文対策をする。

指定校推薦では、面接に加え、テーマに沿って自分の意見を記載したり、志望理由を記載する「小論文試験」がある大学もあります。

高校生にとっては、未経験の不慣れな項目かと思いますので、小論文の参考書を2冊程度購入して、ポイントを押さえておく必要があると思います。

とはいえ、神経質になる必要はないと思います。

ある程度描き慣れれば良いので、テキストを読んだうえで、数回実際に文章を書いてみたり、困った時の「お決まりのフレーズ」などを少し準備していればよいと思います。

よほど、字数が埋まっていないということがない限りは問題ないかと思います。

2 受験関係

・試験会場日時をしっかり把握しておく。

試験日時はしっかり把握しておきましょう。 

大学は複数のキャンパスを所有していますので、キャンパスは絶対に間違えないように、グーグルマップなどで入念に試験会場を把握しておきましょう。

地方から受験に行く場合は前日入りする。

地方から受験する場合は、前日に受験会場の近くのホテルに泊まって、余裕をもって会場入するのが無難かと思います。

受験当日、気象状況や人身事故などにより公共交通機関が動かないといったことがないとも限りません。

(指定校推薦だと受験費用が1校と安く抑えられているのでこの辺りはケチらない方が良いと思っています。)

また、子ども一人で受験に向かわせるのではなく、親1名は受験に同行しましょう。

3 新生活準備関係

一人暮らしの物件を把握する。

最近は、推薦入試の合格者が多くなっています。早めに物件を押さえる必要があります。

一人暮らしを予定している場合、

どういった条件の物件がよいのか、価格帯、最寄駅、駅からの距離、間取りなど条件の知識は入れておいて損はないと思います。徐々に準備しておいてはどうでしょうか。

ただし、子どもに一人暮らしの物件の話をすると「浮足立つ」ので親だけでひっそりと作業を進めるのが無難かと思います。

4 友達関連のトラブル回避

子ども同士の遊びの誘いを管理する。

ここからは気分の良い話ではないかもしれません。 必要に応じて読み飛ばしてください。

内定後に深夜徘徊・たばこ・飲酒・無免許運転などのトラブルに巻き込まれると内定が取り消される可能性もあります。

合格通知が届くまでは、「門限を決めておく」といった対応もしておいた方が良いのかもしれません。

勉強から解放されて、時間をお手余しているお子さんは特に留意が必要かもしれません。

元々、素行の良くない友達との付き合いがあったり、巻き込まれそうな雰囲気に直面した場合に、上手くそういった場面からドロンする一言を子どもの頭の片隅にいれておけると何かあってもこども自信が上手く立ち回ることが出来るかもしれません。

 「家の用事があって、今日はどうしても帰らなければならなのでダルいけど帰るわ~。」

 「親が厳しいからもう分けないから帰るわ~。」

といった、セリフを準備させておくのは案外 「おまもり」になるかもしれません。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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